FXニュース 2022年10月21日 国債利回り再度上昇で市場ムード後退、英首相辞任
2022.10.21
XM(エックスエム)で取引を始めようとしたとき、MT4とMT5のどちらを選択したらいいのか迷ってしまいますよね。初心者であればなおさらです。
プラットフォームを選択するときに大切なことはトレードスタイルです。
この記事では自分に合ったトレードスタイルを探していくために必要なXMで使える取引ツール
について具体的に知ることができます。
また、XMの推奨しているプラットフォームはどっちなのか、などについても解説していきます。
自分に合ったプラットフォームや取引環境がわかる内容となっています。
XMはMT4(メタトレーダー4)とMT5(メタトレーダー5)を利用して為替取引を行うことができます。
FXやCFD商品の取引が可能となっていて、MT4/MT5ともに使い勝手が非常に優れているので世界中のトレーダーが利用しています。
共通して便利なところはWindowsでもMacでも使えることです。
PCはもちろん、スマホでもタブレットにも対応しているため利便性は抜群。
リリース時期はMT4のほうが古く、MT5のほうが新しいという違いはありますが、古い新しいで選んではいけません。
大事なことはトレードスタイルに合ったほうを選ぶことです。
早速、MT4/MT5について具体的にみていきましょう。
MT4とMT5の違いを比較するには、まず最初に登場したMT4から見ていきましょう。
なぜならMT4の後継版がMT5だからです。
MT4の登場は2005年。Metaquotes社が開発したFXで使われる無料の取引ツールです。
MT4最大の魅力は、
この3点です。
MT4はカスタマイズ性が高いことが特徴です。
チャートを何枚でも出すことができたりツールの配置や色を自分の使いやすいように変えることができます。
カスタマイズをすることで「使いづらい」「見づらい」といったストレスをなくすことができ、トレードに集中することができます。
インジケーターとはFXの相場を分析するために用いられるサポートツールです。MT4ではこのインジケーターが豊富で、その数はデフォルトで30種類以上あり、さらに無料のライブラリーには1000種類以上のインジケーターを追加して使うことができます。
つまり世界中のインジケーターを使うことができるということですね。
国内口座では20~30種類のところが多いため、比較するとMT4はさまざまな取引手法に合ったインジケーターを使用することがでることがわかります。
自動売買システム(EA)とはあらかじめプログラムしておいた設定に従って自動で売買をしてくれるシステムのことです。
メリットは人間の感情に左右されないということ。またリスク管理もしやすいということです。
プログラミングの知識があるのであれば自身でEAを作成することもできますが、プログラミングができない方も、現在ではネット上で多数のEAが有料無料問わず提供されています。
またMT4ではEAのバックテストを実施することができます。
バックテストというのは、過去の相場を使って、このEAを稼働させると利益を出すことができたのかというテストをすることができるんですね。
つまり、これからこのEAを使うことで利益を出すことができるのかということを検証することです。
EAを使うトレーダーにとっては必須のシステムとなります。
MT4は世界中のトレーダーで使用されている優れた取引ツールですがデメリットもあります。
それは国内のFX会社で取り扱っているところが少ないということです。
どちらかというと海外のFX会社を利用する場合にMT4を使うことが多くなります。
海外口座はレバレッジが高くなるので国内口座のほうがいいという方は使用する機会は少ないかもしれません。
また、MT4は機能性やカスタマイズ性が高いことが特徴でもあるのですが、それがかえって初心者には扱いづらく感じることもあるかもしれません。
このような点もデメリットといえるのではないでしょうか。
MT5は2011年にMT4の後継版としてリリースされました。
MT4にある機能はMT5にもほとんど搭載されているのですが、MT5ならではの特徴をあげるとするとこの3つ、
になります。
それぞれ解説します。
MT5で新たに追加された機能は複数あります。その中でも特徴的な3つの機能を紹介します。
です。
まず、経済カレンダーを追加することでファンダメンタルズ分析がしやすくなりました。
為替市場では日々世界中で発表される経済成長率や物価上昇率がチャートに影響を与えます。
大きな経済指標の発表では一気に相場が動くことも多く、常にチェックしておく必要があります。
いままでは経済指標を確認したい場合、いちいち外部サイトで確認する必要がありましたがMT5ではツールボックスに経済カレンダーという機能が新たに追加されワンクリックで表示されるようになりました。
そして、ミニチャート表示機能が追加されました。
違う時間足のチャートを同じ画面に小さく表示できるようになり、複数の時間足を分析するマルチタイム分析が容易になりました。
また、チャートのドッキング機能解除ができるようになったことでMT5のチャート画面をMT5から分離することができます。
デスクトップPCでマルチ画面を使いトレードする人には嬉しい機能です。
MT5では分析できる時間足が大幅に増えました。
MT4の時間足が9種類なのに対し、MT5では21種類の時間足が表示できるようになりました。
特に10分足まで1分ごとに表示することができるのでスキャルピングの幅が広がります。
また10分足以降もいくつかの時間足が追加されています。
MT5はMT4にくらべると動作速度が速くなっています。
MT4でもそんなに遅いわけではないのですが、比べるとMT5のほうがサクサク動く印象です。
しかし、スキャルピングなどの短時間トレードをする場合は動作スピードが速いにこしたことはありません。
時間足の増加とともに動作スピードの改善はトレードの幅を広げてくれる要因のひとつになります。
MT4の上位互換がMT5という位置づけなのですが、デメリットもあります。
一番のデメリットは対応しているFX証券会社が少ないということです。
とくに国内のFX会社はまだMT5を使えるところは少なく、それほど普及はしていません。
そのためMT5の操作で困ったときなど情報量はMT4よりも少ない印象です。
また、MT5で対応できる自動売買システム(EA)も少ないということです。
EAを利用したいトレーダーには向いていないかもしれませんね。
デフォルトのインジケーターの数はMT4とそれほど変わりはありませんが、現状では追加できる無料のインジケーター量もMT4より少なくなります。
ここで初心者が特に知っておくべきMT4とMT5の特徴や違いを厳選して表示します。
それぞれ比較してみましょう。
MT4 | MT5 | |
日本語対応 | 対応済み | 対応済み |
動作スピード | 遅い(MT5と比較して) | 少ない |
時間足の種類 | 9種類(スマホ9種類) | 21種類(スマホ9種類) |
ワンクリック注文 | 可 | 可 |
カスタムインジケーター | 豊富 | 少ない |
自動売買システム(EA)の種類 | 豊富 | 少ない |
モバイルアプリ | 機能が少ない | 機能が多い |
対応海外FX会社の数 | 多い | 少ない |
XMボーナスの受け取り | 可 | 可 |
表の最後の欄に「XMボーナスの受け取り」という項目があります。
XMでは低リスクで取引を始められるようボーナスキャンペーンが実施されています。
これらを利用することで未入金、もしくは少額からでも取引することが可能となります。
例えば「XMの新規口座開設ボーナス3,000円分」というものです。
つまり口座を開設するだけでクレジット(証拠金)として無条件でもらうことができ、取引を開始することができます。
またXMでは「入金ボーナス」なども開催しています。
入金額5万円に対して100%のボーナスがつき、5万円を越えた額に応じて20%のボーナスが反映されるといった特典です。
これらはMT4/MT5どちらも全て受け取り可能となっています。
XMでの取引においてMT4を使うべき人はどのようなタイプなのでしょうか。
結論から言うと、このようなタイプのトレードをしたい人です。
まず一番に考えられるのは「自動売買システム(EA)」を稼働させてトレードをしたい人です。もしくはEAしか使わないというのであれば迷わずMT4にするべきだと考えられます。
理由は有料無料で配布されているEAは圧倒的にMT4専用のものが多いからです。
EAを利用する人は複数のEAを組み合わせて稼働させることもあり、MT4に統一した方が管理運用しやすくなるという利点もあります。
また、さまざまなカスタムインジケーターを入手してトレードしていきたいという人もMT4が向いているといえるのではないでしょうか。
現状では世界的に利用者も多く、日本語で解説された情報やコンテンツが多いことを考えると、操作に困ったときでも解決方法を検索しやすいということもあります。
まとめると、EAやカスタムインジケーターを駆使してトレードをおこないたいという人。
コンテンツも多くシェア率も高い取引ツールのほうがいい人はMT4を選んでみてはいかがでしょうか。
MT5のほうが向いている人はこのようなタイプです。
MT5の特徴は「動作スピードが速い」ということと「時間足が21種類もあり豊富」ということです。
またMT5は約定力が高いと言われているので瞬間の約定が鍵を握るスキャルピングには持ってこいの取引ツールです。
他にもミニチャートを表示させてマルチタイム分析をしたりなど、より細かなトレードをすることができます。
MT4/MT5ともにスマホに対応しているのですが、MT5のほうが高機能なので使いやすいのではないでしょうか。
また、MT4よりも取り扱っている銘柄も多く、MT4にはない銘柄もあるので幅広いトレードにチャレンジできます。
このようなトレードをしたい人はMT5をおすすめします。
出典:XMTrading™ の FX、株式指数、原油、ゴールドとCFD商品
世界的なプラットフォームのシェアはMT4のほうが大きいのですが、XMのデフォルトで設定されている取引ツールはMT5となっています。
したがって口座開設時に取引プラットフォームを選択しなければ、自動的にMT5になってしまいます。
スマホでダウンロードできるXMの自社アプリはMT5しか利用することができません。
このようなことからXM側はMT5を推奨しているということを表しているのかもしれませんね。
MT4からMT5に移行したいと思ったときに、そのままのトレード環境を移行することはできません。
なぜならプログラミング言語が違うからです。
プラットフォームを移行するのであれば、新たにMT5の口座を開設するしか方法はありません。
しかし、XMでは同一のアカウントであればマイページ内で口座間の資金移動の際、ボーナスも消滅せずにそのまま移動させることができます。
そしてMT4からMT5への資金移動も同じく可能となっています。
今回の記事ではXMの取引ツールであるMT4とMT5の特徴の違いを解説しました。
その特徴を踏まえてどちらのプラットフォームを使えばいいのか、考えてみてはいかがでしょうか。
ぜひ参考にしてXMでの取引をしてみてください。